熊本で医療事務の転職に成功した人のインタビュー
転職を決意したきっかけ
熊本県在住の沖川千裕さん(27歳)は、4年間勤務した病院を退職し、現在は社会福祉法人 伸生紀で総務スタッフとして働いています。沖川さんが転職を決意したきっかけは、仕事内容に物足りなさを感じるようになったことでした。
「病院では、医療事務として受付や会計、カルテ作成などの業務を担当していました。仕事内容自体はやりがいを感じていたのですが、もっと人と関わる仕事がしたいと考えるようになりました」
転職活動の進め方
転職活動を開始した沖川さんは、まずは転職サイトやハローワークに登録しました。しかし、福祉系の仕事に絞ってしまうと求人数がかなり少なくなってしまいます。そこで複数の人材紹介会社にも登録して、他業界の仕事を含め情報を広く集めることにしました。
その中の1社が、リージョナルキャリア熊本でした。沖川さんは、熊本を本拠とする会社だけあって、地元企業の情報に関してはリージョナルキャリア熊本が一番充実していたと感じました。また、対面で相談できたこともありがたかったそうです。
「電話やメールだと細かいニュアンスまでは伝えづらいですが、対面なら気兼ねなく聞くことができますから。担当の田尻さんは面談を通じ、私の強みは何か、どんな仕事が向いているのかなどを客観的に整理して、アドバイスをくれました。これも対面ならではのメリットだったと思います」
内定を獲得できたポイント
沖川さんは、転職活動を開始してから約4ヶ月で、社会福祉法人 伸生紀から総務スタッフとして内定を獲得しました。内定を獲得できたポイントは、以下の2つだと沖川さんは考えています。
1つは、自分の強みややりたいことを明確に伝えたことです。沖川さんは、面接の際に「人と関わる仕事がしたい」「福祉の仕事に携わりたい」という思いを、具体的なエピソードとともに伝えました。
もう1つは、業界や企業の研究をしっかりとしたことです。沖川さんは、応募先の企業について、業界の動向や経営理念、社員の働き方などを調べ上げました。その結果、企業の求める人材像や、自分がその企業で活躍できる可能性をアピールすることができたのです。
転職後の感想
沖川さんは、転職して1年が経ちましたが、充実した毎日を送っています。
「総務スタッフとして、さまざまな業務を担当しています。最初は慣れないことも多かったですが、周囲の先輩方に丁寧に教えてもらって、徐々に仕事に慣れてきました。今は、患者さんや利用者さんのために、自分なりに貢献していきたいと思っています」
沖川さんの転職ストーリーは、医療事務から他の業界への転職を考えている方にとって、参考になるものだと思います。自分の強みややりたいことを明確に伝え、しっかりと準備をして臨むことが、転職成功の鍵となるでしょう。
まとめ
沖川さんの転職ストーリーをご紹介しました。医療事務から他の業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。